しくじり0のブライダルフェア攻略法

どんな結婚式にしたいか考えたり、会場探しに役立つのがブライダルフェア。そこで、今回は先輩花嫁がフェアで「しくじった!」という体験談をもとに、しくじりの無い賢いブライダルフェア見学のポイントを解説します。

イラスト/花つみこ

フェアへ行く前にしくじった!こと

まずブライダルフェアの予備知識やふたりの希望・条件を明確に。そうすることでフェアに行く前からつまづくことなくスムーズ。

フェアへ行く服装
カジュアル過ぎる彼の服装が恥ずかしすぎて
フェアに参加できなかった…。
愛美さん
いい大人なんだから
TPOにふさわしい身だしなみをわきまえて!
ブライダルフェアへ参加するにあたって、まず気を付けておきたいのが身だしなみ。会場スタッフへ与える印象という意味のほかに、さまざまなイベントを効率よくまわるための大事なポイントになってくる。会場見学で長く歩くことを踏まえた靴選びや、ドレスを試着する際に脱ぎ着しやすい服装など、少しの気遣いでも当日の動きに差が出てくるはず。また、資料やパンフレットをたくさんもらうので、たっぷり収納できるバッグを用意して。

●ラフ過ぎない清潔感のある装い

ノーネクタイでも問題はないけれど、Tシャツに短パンなどカジュアル過ぎる服装はNG!ジャケットや襟付きシャツを着用する程度のフォーマル感を心がけよう。

●脱ぎ着しやすい服装で試着もスムーズ

前開きのものなど、脱ぎ着のしやすい服装だと、衣裳の試着もスムーズ。混み合っている場合も効率よく早着替えができる。インナーは白かベージュ、ストラップレスがベター。

●ストッキングはナチュラルカラーで

ドレスを試着したときのことも考えて、ストッキングは自然に見えるナチュラルカラーをチョイスして。素足やカラータイツはカジュアル過ぎるので避けたいところ。

●ドレス姿を意識した上品なヘアメイク

ドレスを試着する場合は、ドレス姿を想定してきちんと感のある上品なメイクを心がけて。ヘアスタイルもまとめておくと、試着の際に邪魔にならず、本番イメージと近いものに。

フェアの種類
せっかくフェアへ行ったのに
次の週には、もっと大きなフェアが開催されると知って、愕然…。
ゆみさん
フェアの規模や種類はいろいろ
内容や開催時間などは事前の下調べが重要!
「ブライダルフェア」とひと口に言っても、種類を大きく分けると『大型ブライダルフェア』『ミニブライダルフェア』『相談会』の3種類に区別される場合が多い。さらに細かく区分すると『会場見学』『模擬挙式』『試食会』『演出体験』『試着会』『相談会』の6つに。主に模擬挙式や演出体験などの体験型イベントは週末に開催されることが多いが、平日に試食会や相談会だけを開催することも。フェアの内容や名称は会場によってさまざまなので、しっかり事前チェックを。

●会場見学

会場内のさまざまな施設を見学できる。自分たちのイメージに近いか、設備に不足はないかなどしっかりチェックを。

●模擬挙式

モデルカップルによる本番さながらの挙式を体験できるイベント。フラワーシャワーなどアフターセレモニーの場所も要チェック。

●試食会

フルコース、ハーフコース、ワンプレートと、会場によって形式はさまざまだけど、ゲストに振る舞う実際の婚礼料理を味わえる。

●演出体験

プロフィールムービーやライティングなどの映像演出をはじめ多彩な演出を、主に披露宴会場内で体験できるイベント。

●試着会

実際にウエディングドレスや和装などの衣裳を試着できるイベント。衣裳の種類や取りそろえをしっかりチェックして。

●相談会

新郎新婦とプランナーの3名で行うのが一般的。日取りや招待人数、予算などの希望をもとに初期見積もりを作成してもらえる。

フェアの事前予約
予約も無しにフラっと立寄ったらものすごく待たされた挙句
何の相談も見学もできなかった…。
まいさん
いつでも見学できるなんて思ってたら大間違い!
事前予約は必須じゃないかしら?
どの会場でも実際に会場へ足を運んで見学することは可能だけど、結婚式や他の宴会、イベントが入っていて会場見学ができない場合も。基本的には事前に予約を入れることがベター。予約の必要がないブライダルフェアもあり、会場の見学はできるけれど、試食会や衣裳試着会など対応できる人数に限りがあるイベントや催しには参加できない場合もあるので要注意。予約を入れたほうが本気度が伝わり、スタッフの対応が変わる(!?)なんてこともあるかも。

ブライダルフェアは結婚式をリアルに体感できる絶好の機会。各会場も実際にその目で見て、感じて、会場の魅力にふれてもらえるように、多彩な内容を用意していることがほとんど。そんなブライダルフェアへ出かけたカップルは約8割強と、ほとんどのカップルが会場探しのために訪れている。

招待ゲストの人数
招待人数も決めずに漠然と初期見積もりを作成してもらったけど
思いっきり人数&予算オーバー…。
りささん
人数を把握できなきゃ何も進まない…
招待人数は費用や会場規模を左右するものと心得て!
集まってくれるゲストの人数により「結婚式の規模」が決まるので、招待人数は会場探しのうえでまずは最初に考えておくべき重要項目のひとつ。予算にも大きく影響するので、だいたい何十人ぐらい招待したいかを話し合って、早めにリストアップしてフェアへ臨もう。また、招待人数は会場のキャパシティにも影響する。いくら会場の雰囲気が気に入っても、人数オーバーで収容できないなんてことにならないよう、少し多めに人数設定をしよう。
結婚式の予算
予算を考えずにフェアへ行ったらいくら出せるかの確認中、
担当者の前で彼と大ゲンカするハメに…(恥)
みきさん
まず最初に予算ありき!
検討がつかないなら本誌の「見積例」をチェックして
用意できる予算額によって実現できる結婚式も変わってくるから、こちらも会場探しのうえで、まずは最初に考えておくべき最重要項目。まずは自分たちが今どれだけの資金を用意できるのかを割り出してみよう。ふたりの貯蓄額と親からの援助を足したものが結婚式の資金として算出する方法が一般的。また、レイウエディングの誌面やWebサイトでは会場ごとに「見積例」を掲載しているので、費用の相場の目安としてチェックしてみて。
会場見学でしくじった!こと

フェアでは確認すべきポイントがたくさん! 第三者のゲスト的視点で客観的に施設内外をくまなくチェックすることを忘れずに。

会場の設備
確認し忘れた私が悪いんだけど個室ブライズルームが無いなんて!
お支度ショットは泣く泣く断念…(涙)。
しずちゃんさん
確認忘れなんて論外だわ…
会場はすみずみまでチェックするのが鉄則よ!
会場見学では、実際にどんな大きさの空間なのか、挙式会場と披露宴会場、待合室の位置関係や導線はどうなっているのかなどを、目で見て確かめられるチャンス。また、ブライズルームや控え室、クロークなど施設内の設備は、雑誌やネットの写真では見ることができないポイントだからこそしっかりチェックを。さらに、撮影可能な場所はどこで、どんな写真が撮れるかも確認しておくとベター。
  • 会場内の導線・移動は
      スムーズか
  • 個室ブライズルームの有無
  • クロークの有無
  • 控え室の数や場所
  • ゲストの更衣室の有無
  • 駐車場の有無や台数
  • 喫煙スペースの有無
  • バリアフリー化の有無
  • 化粧室の数や清潔度
  • 授乳室や赤ちゃん連れのゲスト
      向けの部屋の有無
会場の雰囲気&イメージ
広くてイメージ通り!と思ってたのに後からテーブル数が増えて、
狭っ!! 卓数を考えて見学すればよかった
えりこさん
大は小を兼ねるってご存知?
人数も予算も多め、多めで考えておくのが鉄則よ
先ほども出てきたが、雑誌やネットのイメージと実際に見た時のギャップはないかどうか、会場の広さ、天井の高さ、窓の有無など全体の規模の確認はもちろん、高砂席に座ってみて、会場全体がどのように見えるか、ゲスト席に座ってみて、ゲストが快適に過ごせるキャパがあるかどうかを体感してみよう。また、後で他の会場と比較しやすいよう、全体が見渡せる引きの写真など記録用写真はたくさん撮影しておこう。
  • 写真とのギャップはないか

    雑誌やネットで見ていた写真と比べてみてどうか。思っていた色と違う、天井が低かったなんて場合もあり。

  • 会場の広さは適正か

    希望の人数で狭く感じないか、広すぎないか。また、新郎新婦が通る席と席の間隔も窮屈じゃないかどうか。

  • 導線が使いやすいか

    エントランスからチャペルや披露宴会場へは行きやすいか、分かりやすいか。化粧室はすぐ近くにあるか。

  • 展示・装飾アイテムは使用可能か

    エントランスや受付の周辺、披露宴会場に展示・装飾アイテムを飾れるスペースがあるか。台や壁を使用できるか。

会場装花
お花コーデが素敵で即決したけど高額な装花代金にびっくり!
事前確認と値段交渉の重要性を痛感…
みみさん
お花は“視覚のおもてなし”なの!
空間の印象を左右するから疎かにせず、金額やボリュームの確認を
ブライダルフェアでは結婚式当日のように装花などを飾り付けてコーディネートされた、チャペルや披露宴会場などを見学することができる。トレンドの装飾コーディネートやペーパーアイテム、カラーコーディネートをぜひチェックしてみよう。特に装花はボリュームや飾り方ひとつでイメージを大きく左右するものなので、当日飾られている装花の内容や価格、その他のバリエーションをしっかり確認しておこう。
  • 装花プランの種類と価格は適正か

    フェアの際にはより会場が素敵に見えるよう、それなりに華やかで高価な仕様の装花を用いている場合が多い。装花の種類やボリューム、価格について展示やカタログでしっかりチェックを。

  • リクエスト対応の有無

    どうしても取り入れたい花がある場合や、装花プランにアレンジを加えたい場合など、リクエストに対応してもらえるかどうか、またその費用はいくらかなども確認しておこう。

  • 展示の装飾アイテムは使用可能か

    花以外に最近では装飾コーディネートのアイテムとして、額縁やキャンドル、オブジェなどを用いることもしばしば。それらのアイテムを使用することが可能かどうかも事前に確認を。

スタッフの対応
プランナーさんに惹かれて成約! でも実際の担当は違う人と判明
認識違いが続出で、モヤモヤする~
詩織さん
接客のレベルチェックは必須よ!
フィーリングが合わないなら私なら即、担当を変えてもらうわ
先輩花嫁が会場を決めた理由、その上位にランクインするのが「接客のよさ」。ブライダルフェアでは結婚式の内容を相談するプランナーとの相性はもちろん、結婚式当日のことを考えて、受付や配膳係などスタッフ全員の対応や接客レベルも要チェック。また、フェアで応対したプランナーが、成約後には別のプランナーに代わることは多く、きちんと情報の共有や引継ぎがされているか確認しよう。どうしても…という場合は、担当者を変更してもらえることもあるので相談を。
  • スタッフの接客はどうか

    結婚式当日に大切なゲストをもてなしてもらうからこそ、接客のよさは要チェック。気持ちのよい対応ができているかに注目してみて。

  • 質問に的確に答えてもらえるかどうか

    こちらの質問に対してシドロモドロになったり、何かをうやむやにしていないかなど、こちらの疑問をなくすとともに、信頼できるかも確認を。

  • フィーリングが合うかどうか

    プランナーはもちろんスタッフ全体の言動や雰囲気が、自分たちに合うかどうか、親身になってくれているのかにも注目してみよう。

アクセス面
駅から遠く、移動手段は徒歩のみ…
雰囲気重視で決めちゃってゲストのみなさん、ごめんなさい!!!
あずささん
ゲストに不便な思いをさせるなんて論外!
アクセスは細部まで気を配り行き帰りも含めて結婚式と心得て
結婚式の内容にこだわるあまり、ゲストの会場への行き帰りにまで思いが至らなかった、なんてことにならないように、会場までのアクセスはとても重要と心得て。ブライダルフェアへ行く際には、ゲスト目線になって会場への道順を確かめてみよう。駅から近くても道順が分かりにくかったり、混雑していたりという場合もあるので、ネットでは得られない周辺の様子がよく分かるはず。また、送迎バスやタクシーなど快適な移動手段の対応が可能かのチェックもお忘れなく。
  • 最寄駅からの距離とアクセス

    最寄駅から会場までの道のりを、実際に歩いてみて距離や道順を確かめておこう。駅から近くても交通量の多い道を通らなければ行けないなど、気付くこともたくさん。

  • 送迎手段の有無

    最寄駅から遠い場合は、送迎バスがあるのか、またその本数や台数もチェックを。タクシーチケットの手配を会場で対応してくれるかどうかも確認してみて。

  • ゲストへのケアは十分か

    車で来るゲストに対して、駐車場の台数や場所、料金を確認しておこう。また、荷物の配送サービスや宿泊手配が可能かどうかも要チェック。

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